家庭での省エネがなぜ必要か?
2020年以降の地球温暖化対策として、世界196カ国・地域が参加するパリ協定が2015年に採択されました。
パリ協定には、世界共通の目標として、産業革命前から気温上昇を2℃未満に抑制するとともに、1.5℃までに抑える努力を継続することなどが盛り込まれました。
このような中、国は、2050年までにカーボンニュートラルを実現することを宣言しました。2021年10月には、「地球温暖化対策計画」が改定され、2030年度の温室効果ガス削減目標を2013年度比46%削減を目指し、さらに50%の高みに向けて挑戦を続けていくことが明記されました。
茨城県では「茨城県地球温暖化対策実行計画」を2023年3月に改訂し、2030年度の家庭部門のCO2排出削減量を2013年度比66%(国と同程度)とする目標を掲げています。これは、CO2排出量でいうと306万t(目安)となり、目標達成のためには、県民の皆様一人ひとりのご協力が不可欠なものとなっております。
茨城県のCO2排出割合(2020年度)
茨城県のCO2排出量(2020年度)
(万t CO2)
産業部門 | 2,352 |
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業務部門 | 375 |
家庭部門 | 379 |
運輸部門 | 553 |
その他 | 222 |
計 | 3,881 |